2016-03-09 第190回国会 衆議院 外務委員会 第2号
○若宮副大臣 今、私、手元には委員のお持ちの二〇〇一年のものというのがないものですから、何とも申し上げられないところもあるのでございますが、基本的には、このコブラゴールドというのはアメリカとタイが共同訓練ということでいたしているわけでございまして、私どもはあくまでもそこに参加をさせていただいているというところでございますので、具体的に、人質救出作戦というのを何かやったとか、そういったことではございません
○若宮副大臣 今、私、手元には委員のお持ちの二〇〇一年のものというのがないものですから、何とも申し上げられないところもあるのでございますが、基本的には、このコブラゴールドというのはアメリカとタイが共同訓練ということでいたしているわけでございまして、私どもはあくまでもそこに参加をさせていただいているというところでございますので、具体的に、人質救出作戦というのを何かやったとか、そういったことではございません
○国務大臣(中谷元君) アメリカは、かつてイランの人質救出作戦やまたいろんな意味で活動しておりますが、これは米国内で米国内の法律等に基づいた軍の運用、また治安当局の活用でございまして、そのようなことが可能である国家であるということだということでございます。
だけれども、アメリカのイランに対する、ペンタゴンのちょっと屈折した気持ちというのは、七九年の後に人質救出作戦に失敗して以来、驚くほどイランに対する憎悪と屈折した怒りみたいなものを共有していますから、冷静な判断ができるかどうかということは疑問な部分が残ります。
○澤雄二君 アメリカの場合を申しますと、ベトナム戦争、それからイランの人質救出作戦、八三年のグレナダ侵攻作戦、これは全部アメリカが失敗した作戦でございますけれども、これらの作戦の失敗でアメリカは統合運用ということを考え出して、一九八六年にゴールドウォーター・ニコルス法というんで、今運用されています統合参謀本部議長、こういう制度に変わった、一元化をされたわけですね。
そのときに、私は外交機密費のことを説明するときに出す例はキルギスの人質救出作戦。例えば、キルギスで日本人の人質が捕まっています。こういう方々を救い出すためには、表に出ない水面下のいろんなオペレーションが必要ですよと。こういうことに外交機密費が必要なんですと言うと随分大勢の方が分かってくださるんですね。
佐々先生、森本先生にお伺いしたいんですが、個別自衛権でもなく集団自衛権にもよらない、限定地域における不測事態による実力行使のできるマイナー自衛権を、人質救出作戦、あるいは作戦中の紛争処理で我が国の憲法上行使できるというふうに考えておいでになるのかどうか、あるいは、やるべきだと考えておいでになるかどうか。また、領域警備、ゲリラなどの対処について、陸上自衛隊の任務とすべきかどうか。
○国務大臣(梶山静六君) 一昨日早朝、ペルー軍特殊部隊による在ペルー日本大使公邸人質救出作戦が実行され、日本人人質二十四名を含む七十一名の人質が救出をされました。 フジモリ大統領を初めとするペルー政府関係者には、テロに屈することなく、すべての人質を安全に救出するために周到に準備され、大部分の人質を無事救出いただきました。
そうしたら、アメリカがイランの人質救出作戦で失敗したり、またソ連がアフガンの方に侵入したりして、アメリカの立場が非常に悪くなっておったときでありました。 そういう状況下において、これからの世界のリーダー国というのは日本と西ドイツじゃないか、両国間が一生懸命に力を合わせて頑張っていこうと。
ところで、大平総理、あなたは、カーター大統領がいかに大統領選挙を控えての焦りからとはいえ、一つ間違えば戦争の引き金にもなりかねない人質救出作戦という軍事的冒険を行った直後にアメリカを訪問した最初の友好国首脳であります。
日米首脳会談においては、カーター大統領から、イラン問題に対する軍事力不行使の約束を取りつけることもできず、人質救出作戦で犠牲者を出した米国に批判がましい言及はしなかったとか、ただ国会で弁解するだけであります。
そこで、第二次軍事制裁ということもその危険性が叫ばれておりますので、これらに関連して少しお聞きしたいと思いますが、まず、第一次と申しますか先日の人質救出作戦、これに対して日本政府、外務大臣はどのような評価をされているのか、こういう点から聞かせてほしいと思います。
私が聞いておるのは、先日行ったアメリカの人質救出作戦、これにどういう評価をしておるのか、適切だと思っておるのかあるいはそうでないと思っておるのか、この点についてのお尋ねをしておるわけです。
私が、訪米に当たりまして、大統領に人質救出作戦を再び試みることのないよう説得したかということでございますが、私は、先ほども御報告申し上げましたとおり、米国があくまでも忍耐強く自制して、その平和的解決を図るよう大統領に要請いたしましたところ、先方は、これに同感の意を表しつつ、友邦諸国の一層の協力を求められましたことは、先ほど御報告申し上げたとおりでございます。
申すまでもなく、今回の総理の訪米は、イランにおけるアメリカの人質救出作戦の失敗後に行われた西側同盟国首脳の初の訪米だったのであります。したがって、総理は、カーター大統領に対しまして、あのように無謀かつ危険きわまりない作戦について率直に苦言を呈し、二度と再びかかる軍事行動に訴えるべきでないことを理を尽くして進言すべき絶好の機会を持ち得たはずであります。
特に、わが党は、そのような立場から、総理訪米に当たって、米国のイランにおける人質救出作戦は遺憾であること、あくまで平和的解決に努力すべきであることをカーター大統領にはっきりと述べ、また、安易な防衛力増強を約束すべきでないこと等を総理に申し入れをしたのであります。
○丹波説明員 突然の御質問なので具体的な日にちは覚えていませんけれども、イランの人質救出作戦がございまして、その後御承知のとおり、安保特別委員会で本件についての質疑が行われましたので、その当日、ワシントンの日本大使館に、このような点が国会及び日本の新聞で論点となっておる、したがってアメリカの国防総省の担当部局に事実関係を調査しろという訓令を出しまして、安保特別委員会がありましたのは四月二十六日だと記憶
○丹波説明員 照会した骨子は、沖繩に配備されておるMC130の機数、それからそのMC130がイランの人質救出作戦で使用された可能性、この二点でございます。
わが党は、総理の訪米に先立って、総理に対し、米国のイラン人質救出作戦は遺憾であること、軍事行動は絶対に米国はとるべきではない、あくまでも平和的解決に努力するようカーター大統領に強く自制を求めるべきこと、安易な防衛力増強を約束すべきでないとの諸点を強く申し入れ、さらに、わが国として自主的な立場で、言うべきことは率直かつ明確に言うべきであると主張してまいりました。
○勝間田清一君 ただいま報告がございましたように、大平総理は、アメリカの人質救出作戦が失敗をいたしまして、世界にまた新たな緊張が加えられる重大な国際情勢の中で、カーター大統領を初め各国との首脳会談を終わって、最近、帰国せられたのであります。
○渋谷邦彦君 それでは、一つ一つの問題点を今度分離しましてお尋ねをしてまいりたいと思うわけでありますが、まず最初にイランの問題、これは不幸なことに米軍の人質救出作戦というものが、失敗に終わりました。当然イランとしては硬化せざるを得ない、人質の分散ということもすでに行われたやに聞いているわけであります。大変条件としては厳しくなってきているわけであります。もうすでに六ヵ月余りを経過いたしました。
しかしイランの人質救出作戦に用いたカーター大統領の作戦というのは、人の国の領土にあんなに入り込んで、しかもたくさんのスパイ団も入れ込んでいたという、ああいうやり方自体も大変暴力的な行為であるということについては、日本も少しはアメリカに対してその辺をなだめてもらわなければいけないというふうに思います。それはもう要望で終わっておきます。
○淺尾政府委員 まさに私たちとしてもその点に関心を持っておりましたので、アメリカに照会をしたところ「人質救出作戦に従事したのはC130であって、それはアメリカの本土から出ていったものである」という回答を得ておりますので、この点について私たちの得ている疑惑は晴れたということで、現在のところ、それ以上アメリカ側に対して、しかしあなた方の情報はおかしいじゃないかということを言う立場にございませんので、さらに
別途、先ほど北米局長から申し上げましたように確認をいたしたわけでございますが、その場合に、このイランにおける人質救出作戦に出動した130は本土から発進しました、という回答を得たわけでございます。
○淺尾政府委員 アメリカ側の説明は、イランの人質救出作戦活動に使われたのはC130である、かつ、そのC130はすべてアメリカの本土から出ていったものであるというふうに理解していただいて結構であるということに尽きております。
それは、この外務委員会の責任を果たすために、政府もやらない、アメリカも口を濁して答えないのであれば、いわゆるアメリカの人質救出作戦、人質奪還作戦がどういうものであったか、これを自主的に正確に把握するために、外務委員会として現地へ調査団を派遣すべきである、その提案をするわけです。委員長、この点を理事会で検討して、この調査団を超党派で派遣できるようにひとつ努力していただきたいと思うのです。
○土井委員 最後に、これは御出発前には、イランの人質解放の問題について、アメリカの武力行使によるあの人質救出作戦といいますか、ああいうやり方というのが非常に不安を醸し出すことはあっても決して建設的ではないというふうな意味で、アメリカに対して国民が不安を持っているという意味も含めてきっぱり、はっきり伝達をしていただきたいということをこの席で申しました。
そういう中で、先月の二十八日にイランのバニサドル大統領が、アメリカの今回のいわゆる人質救出作戦とか言われるものについて、国連に調査団の派遣を求めました。
ただ、ちょうどそのとき電話が入ってまいりまして、イランの人質救出作戦の失敗というようなことが報ぜられたものでございますから、若干しり切れトンボに終わった感はございました。
この間から米国の人質救出作戦の強行等、国際情勢がきわめて深刻あるいは危機的な状況にあるということで、これは御存じのとおり沖繩は在日米軍基地の五三%の基地を抱えまして非常にかかわりが深いわけでございます。地元でも大変深刻な不安が高まってきておるわけであります。
今回の米軍による、イラン米大使館員の人質救出作戦は失敗に終わりましたが、この事件の反響は非常に大きいと思うのですね。率直に言って、無謀というか暴挙というか、本当に理解に苦しむアメリカの措置であったというふうに思います。
○東中委員 今回のアメリカのイラン人質救出作戦というのは、アメリカのきわめて冒険的な戦争挑発的なたくらみを全世界に示したものである、私たちはこう思います。実はこのアメリカの行動は、日米安保条約下の日本の米軍基地と非常に深いかかわりを持っておるという重大問題があります。日本政府の安保、外交姿勢を示しておるということになると私は思うわけであります。